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Special Thanks !
長いことこの小説の最終形を捜していたような気がします。PC-9801マシン上で動く松Ver5というワープロソフトで完成したのが最初だったと思います。その後、Machintoshに変えてEG-Wordというソフトに全部移し変え、さらにWindowsに戻ってきてMS-Wordにして、とうとうPDFまでたどり着いたところです。もう、これ以上形態を変えることはないでしょう。おそらくはこれが最後だと思います。
この小説のタイトルともなった「天高く猫眠る星」ですが、言うまでもなく「天高く馬肥ゆる秋」から来ています。その昔、ピンポーンと呼び鈴とともに部屋に入ってきた猫がいまして、飼い猫には見えなかったのですがそのまま暫く居ついていまして、それがシュレーのモデルと言えるかもしれません。シュレーディンガーは、これも言うまでもなく「シュレーディンガーの猫」から来ています。本当は、「パブロフの犬」とか「マックスウエルの悪魔」とかも出てくるはずだったんですが、いつのまにか画面の外へフェードアウトしてしまいましたね。いずれどこかで出せればとも思っています。
ステーションの名前はだいたいがPC-9801シリーズの型番だったりします。途中で面倒になって適当になっていますが、最初の方で出てくるステーションは実在の機種だったりします。でも、ステーションごとの特色を出せるところまでは書ききれなかったので、結局は混乱させただけに過ぎなかったような気がします。
宇宙船の名前は自動車から取っていましたね。なんとなく名前で分かるかと思いますが、アルトロンは某有名なスズキの軽自動車ですし、ブルーバーは日産の青い鳥ですね。パルサレアも日産の車です。カリフォンはトヨタです。会社名を出すと分かるでしょ。実際に登場人物のモデルたちがこれらの車を乗っていたのですが、既にみんな乗り換えていますから今度出す時は新車名を付けなきゃいけないですね。実はなかなかしっくりくるネーミングって少なくて苦手だったりするんですけど･･･。まだ、人物名の方がいいんだけどなぁ。
平成17年2月23日 （平成19年12月29日改変）
Macintosh版のあとがきはこちらから |
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