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Special Thanks !
PDF版『フェルムとフェルマー』 -あとがきにかえて- |
本当は天猫星の第3シリーズを書いている筈だったのに、何故か押入れから不意に出てきたこいつを清書しようと思ったのが秋頃でした。読んでいるうちに色々と直したいところもあって、意味を損ねない範囲でもう少し分かりやすい表現に置き換えています。
でも、これを最初に書いていたのはまだ昭和という時代だったんですね。それぞれの章に書き留めてある日付を見ていて、相当の時間が流れたことを実感しました。例えば、この話しの中ではまだ携帯電話がないんです。書き直していて違和感があったのは、今だったら携帯電話で何という事もない場面がこの時代には携帯電話がないがためにストーリーが生まれている。車に搭載されているのもまだカセットテープです。CDやMP3なんかは存在していなかったんですね。いや、CDは高価なだけであったかな?そんな時代もあったんだね・・・と思い出しながら、結構楽しく書き直しさせていただきました。
実はこのシリーズのネタはいろいろと考えてあって、今回はまったく出て来ませんでしたが、他にもイオルス人は設定されていました。他の話しに登場する予定だったので、陽の目をみることがあるかどうか微妙ではありますけど、いつか登場させられたらなぁ・・・と頭の中では色々なシーンが浮かんでは消えてを繰り返しています。
最後にいつものごとく、このシリーズの他の作品を読めるかどうかは作品を読んだ皆さんにかかっています。一人でも読みたいという人が現れれば、作者はきっと調子に乗ってホイホイと書くようなそんな性格です。感想、要望などありましたら、掲示板の方へなんか一言書いていただければ幸いです。
平成17年12月24日
Merry Christmas !
オリジナル版のあとがきはこちらから |
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